五十肩

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本格的中国高火力温灸
五十肩
止痛作用。止痛は鍼灸治療の早期五十肩の主要作用です。五十肩の初期は肩関節周囲の筋肉、腱、靱帯、滑液嚢、関節嚢等の軟組織の慢性炎症が主要な症状です。疼痛と筋肉痙攣が出現します。早期の病変部位は繊維性関節嚢、腱、靱帯にあり、病理は関節嚢の縮小、関節腔内の滑膜充血が見られます。絨毛肥厚し関節間隙、関孟下峰壁間隙に充填が見られます。関節腔狭窄で容量が減少し、上腕二頭筋長頭腱関節腔内段表面に血管陰影覆うことになります。病気の関節は関節嚢の収縮と関節嚢下部の皺の閉鎖が出現します。その他の軟組織は正常です。鍼灸治療は局部刺激により痛覚の伝導に対して痛覚感受器(感覚末梢神経)を減弱、調整します。痛閾を高め止痛の目的を達成します。鍼灸治療は人体内源性鎮痛物質の放出により鎮痛作用を得ます。疼痛と運動障害はしばしば相互に悪循環に陥ります。疼痛は患者の運動を恐れさせ、組織の癒着を加速し、結果として活動範囲が少なくなり運動が減少します。局部代謝産が堆積し歩くことも出来なくなり痛みの原因となります。これにより患者は鍼灸治療後、疼痛緩解の時間を利用し肩関節を十分動かすことが必要です。

循環を促進する。
五十肩出現の局所無菌性炎症がその基本病理変化の一つです。鍼灸治療は微細血管の機能状態を調節することで局部微循環、栄養代謝を促進し、炎症水腫吸収と局部堆積の代謝産物の輸送を有利にし筋肉の痙攣を緩解し、癒着を解きほぐし機能を改善します。